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岡山県感染症情報メールマガジン(2025年 1月31日発行)

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       岡山県感染症情報メールマガジン
              臨時号 (2025年1月31日)
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■標題
 岡山市内における麻しん(はしか)患者の発生について

■概要
 令和7年1月30日(木)、岡山市内の医療機関から麻しん(臨床診断)の届出があり、
 岡山県環境保健センターで検査を実施したところ、令和7年1月31日(金)麻しんウイルス陽性であることが判明したため、
 下記のとおり岡山市がプレス発表を行いましたので、お知らせします。

 なお、医療機関の皆様におかれましては、発熱や発疹など麻しんを疑う症状を呈する患者が受診した際は、
 速やかに管内の保健所へ御連絡いただくとともに、麻しん患者との接触歴、海外渡航歴や麻しんの予防接種歴の確認等、
 麻しんの発生を意識した診療をお願いいたします。

<参考資料>
 医療機関での麻疹対応ガイドライン 第七版
https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/disease/measles/guideline/medical_201805.pdf

 医師による麻しん届出ガイドライン 第五版暫定修正版
https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/disease/measles/guideline/guideline03_20230516.pdf


1 発症者の状況
  
  40歳代、男性
  症状:発熱、発疹、腸炎

2 経過
 
 1月18日(土) ベトナムから帰国
   21日(火) 発熱(発症日)
   22日(水) 下痢
   24日(金) 市内医療機関(病院)を受診
   27日(月) 全身に発疹出現したため、市内医療機関(病院)を受診し、入院
   30日(木) 麻しん疑いで市保健所に届出

3 その他

 ・感染源は国外からの持ち込み
 ・患者はすでに退院し症状は軽快化
 ・接触者については調査中。
 ・岡山市では平成26年(2014年)以来の届出

4 注意喚起の内容

 ・麻しん患者と接触した場合は、潜伏期間を考慮し、接触後21日間の健康観察が必要です。
 ・麻しんは感染力がきわめて強い感染症で、典型的な症状として、感染すると約10日後に発熱や咳、鼻汁といった風邪のような症状が現れ、
 2〜3日熱が続いたあと、39度以上の高熱と発疹が出現します。
 麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみでは予防することができません。

 今のところ、感染のおそれがある期間(1月20日以降)に、公共交通機関等、接触者が特定できない施設の利用はありませんが、
 麻しんを疑う症状がある場合は、保健所へ連絡をしてください。
 予防接種が最も有効な予防方法であり、麻しんの定期予防接種は、1歳児、就学前の年長児の2回接種です。
 対象者はできるだけ早めに受けるようにしましょう。


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発行:岡山県感染症情報センター(岡山県環境保健センター)
  
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ekigaku@pref.okayama.lg.jp
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  • [등록자]岡山県感染症情報センター
  • [언어]日本語
  • [지역]岡山県 岡山市
  • 등록일 : 2025/01/31
  • 게재일 : 2025/01/31
  • 변경일 : 2025/01/31
  • 총열람수 : 15 명
Web Access No.2507097