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みなさんこんにちは。岡山市感染症エクスプレス令和6年12月2日号です。
このメールマガジンでは岡山市の感染症発生動向調査（週報）の速報について発信します。

令和6年第47週(11月18日から11月24日)の岡山市の感染症発生動向
〇インフルエンザ
・第47週の報告は35件（定点あたり1.59）で、第46週の報告は22件（定点あたり1.00）から1.5倍に増加しました。
・全国平均は定点あたり2.36（前週1.88）、岡山県平均は定点あたり1.73（前週1.37）と増　
加しました。岡山県下でインフルエンザ注意報が発令中です。
・全国では、インフルエンザＡpdm09が多く検出されています。
〇新型コロナウイルス感染症（COVID-19）
・第47週の報告は13件（定点あたり0.59）で、第46週の報告は15件（定点あたり0.68）から減少しました。
・全国平均は定点あたり1.81（前週1.90）と減少、岡山県平均は定点あたり2.20（前週2.00）
と増加しました。
〇マイコプラズマ肺炎 （市内基幹定点1医療機関からの届出数）
・第47週の報告は2件（定点あたり2.0）で、第46週の報告は5件（定点あたり5.0）から減少しました。
・全国的に過去最多レベルの流行になっています。2016年に定点あたり最大1.6となる流
行がありましたが、それ以来の流行です。
・マイコプラズマ肺炎に関するQ＆A　（厚生労働省）
　https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?02cYUXXgJZ
〇手足口病
・第47週の報告は19件（定点あたり1.36）で、第46週の報告は42件（定点あたり3.00）から減少しました。
・全国的には33週ごろから再び増加に転じていましたが、現在は減少傾向です。
・過去には、2011年には定点当たり最大17.36、2019年には定点当たり最大16.79の大き
な流行がありました。今年は、28週時点をピークとした2011年や2019年の流行を上回る
過去20年間で最大の流行がありました。
・手足口病の原因となるウイルスはアルコール消毒が有効ではありません。手洗いを習
慣づけ、感染防止に努めましょう。

◇第47週（11/18〜11/24）の定点あたりの患者報告数と前週との比較では
※前週を（　）で表記
新型コロナウイルス　　　 0.59(0.68)
インフルエンザ　　　　　 1.59(1.00)
RSウイルス感染症　　 　 0.00(0.00)
咽頭結膜熱　　　　　　　 0.29(0.21)
溶連菌感染症　　　　　　 0.71(0.93)
感染性胃腸炎　　　　　　 3.57(4.71)
水痘　　　　　　　　　　 0.00(0.14)
手足口病　　　　 　 　　 1.36(3.00)
伝染性紅斑　　　　　　 0.00(0.00)
突発性発疹　　　　　　　 0.29(0.07)
ヘルパンギーナ　　　　　 0.07(0.14)
流行性耳下腺炎　　　　　 0.00(0.00)
急性出血性結膜炎　　　　 0.00(0.00)
流行性角結膜炎　　　　　 0.00(0.00)
マイコプラズマ肺炎　　　 2.00(5.00)
となっています。

◇例年や前週までの感染症動向については下記のホームページをご参照ください。
〇岡山市ホームページ「感染症発生動向（岡山市感染症情報センター）」はこちら
　https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?12cYUXXgJZ

※この週報は速報性を重視していますので、今後の調査などの結果に応じて、若干の変更が生じることがあります。

◇感染症発生動向調査週報について詳細は下記のホームページをご確認ください。
〇国立感染症研究所ホームページ「感染症発生動向調査　週報（IDWR）」はこちら
https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?22cYUXXgJZ


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