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岡山市感染症エクスプレス

みなさんこんにちは。岡山市感染症エクスプレス令和7年1月20日号です。
このメールマガジンでは岡山市の感染症発生動向調査(週報)の速報について発信します。

■感染症発生動向調査 週報(速報)
令和7年第2週(1月6日から1月12日)の岡山市の感染症発生動向
(第1週は年末年始の休診の影響で岡山市分の報告数が少ないため、2024年第52週と比較します)

■ インフルエンザ
・第2週の報告は692件(定点あたり31.45)で2024年第52週の1389件(定点あたり63.14)から半減しました。
・過去には、2003/2004年シーズンに56.2、2004/2005年シーズンに60.1、2014/2015年シーズンに定点当たり56.4の報告がありましたが、今シーズンはそれを上回り、2024年第52週は過去20年間でも最も多い報告数となっており、大きな流行が起きています。岡山県下でもインフルエンザ警報が発令中です。
・第2週の全国平均は定点あたり35.02(第1週35.02)、岡山県平均は定点あたり35.9(第1週34.32)となっています。
・病原体検査ではインフルエンザApdm09が多く検出されています。

■ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
・第2週の報告は95件(定点あたり4.32)、2024年第52週の78件(定点あたり3.55)から増加しました。
・第2週の全国平均は定点あたり7.08(第1週5.32)、岡山県平均は定点あたり7.51(第1週5.52)となっています。年末まで、全国では5週連続、岡山県では8週連続で定点当たり報告数が増加しており、今後の感染拡大が懸念されます。

■感染性胃腸炎
・第2週の報告は72件(定点あたり5.14)、2024年第52週の84件(定点あたり6.00)から減少しました。
・例年1〜2月は発生数が増加します。手洗いを習慣づけ、感染防止に努めましょう。

◇第2週(1/6〜1/12)の定点あたりの患者報告数と前週との比較では
※前週を( )で表記
新型コロナウイルス   4.32 (0.45) 
インフルエンザ     31.45(6.14)  ※警報レベル
RSウイルス感染症     0.07 (0.00) 
咽頭結膜熱       0.21 (0.00) 
溶連菌感染症      0.64 (0.14) 
感染性胃腸炎      5.14 (0.14) 
水痘          0.29 (0.00) 
手足口病         0.14 (0.14) 
伝染性紅斑       0.21 (0.00) 
突発性発疹       0.29 (0.07) 
ヘルパンギーナ     0.00 (0.00) 
流行性耳下腺炎     0.14 (0.00) 
急性出血性結膜炎    0.00 (0.00) 
流行性角結膜炎     0.40 (0.20)
マイコプラズマ肺炎   1.00 (1.00) 
となっています。

◇例年や前週までの感染症動向については下記のホームページをご参照ください。
〇岡山市ホームページ「感染症発生動向(岡山市感染症情報センター)」はこちら
 https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?02d371ogYe

※この週報は速報性を重視していますので、今後の調査などの結果に応じて、若干の変更が生じることがあります。

◇感染症発生動向調査週報について詳細は下記のホームページをご確認ください。
国立感染症研究所ホームページ「感染症発生動向調査 週報(IDWR)」はこちら
https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?12d371ogYe


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  • 登録日 : 2025/01/20
  • 掲載日 : 2025/01/20
  • 変更日 : 2025/01/20
  • 総閲覧数 : 49 人
Web Access No.2478193