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みなさんこんにちは。岡山市感染症エクスプレス令和6年1月4日号です。
　このメールマガジンでは岡山市の感染症発生動向調査（週報）の速報やトピックについて発信します。

■感染症発生動向調査　週報（速報）
　インフルエンザは2週連続の減少となりましたが、未だ定点当たり報告数は多く、全国的に新型コロナウイルス感染症が増加傾向にあります。人に接する機会の多い年始を迎え、引き続き、手洗いうがいなどの基本的な感染対策を心がけてください。

◇第51週（12/18〜12/24）で定点あたりの患者報告数が多かった疾患
１)インフルエンザ　330件　定点あたり　15.00（前週　647件　定点あたり 29.41）
２)感染性胃腸炎　126件　定点あたり　9.00（前週　137件　定点あたり 9.79）
３)咽頭結膜熱　56件　定点あたり　4.00（前週　49件　定点あたり 3.50）

◇第51週（12/18〜12/24）の定点あたりの患者報告数と前週との比較では
※前週を（　）で表記
新型コロナウイルス　　　1.77（1.45）　 〔↑〕
インフルエンザ　　　　　15.00（29.41） 〔↓〕
RSウイルス感染症　　 　 0.00（0.07）　 〔↓〕
咽頭結膜熱　　　　　　　4.00（3.50）　 〔↑〕
溶連菌感染症　　　　　　3.64（2.50）　 〔↑〕
感染性胃腸炎　　　　　　9.00（9.79）　 〔↓〕
水痘　　　　　　　　　　0.93（0.14）　 〔↑〕
手足口病　　　　 　 　　0.07（0.14）　 〔↓〕
伝染性紅斑　　　　　　　0.07（0.00）　 〔↑〕
突発性発疹　　　　　　　0.29（0.14）　 〔↑〕
ヘルパンギーナ　　　　　0.07（0.00）　 〔↑〕
流行性耳下腺炎　　　　　0.21（0.14）　 〔↑〕
急性出血性結膜炎　　　　0.00（0.00）　 〔→〕
流行性角結膜炎　　　　　0.80（1.20） 　〔↓〕
となっています。

◇例年や前週までの感染症動向については下記のホームページをご参照ください。
〇岡山市ホームページ「感染症発生動向（岡山市感染症情報センター）」はこちら
　https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?02cUIOOfds

※この週報は速報性を重視していますので、今後の調査などの結果に応じて、若干の変更が生じることがあります。

◇感染症発生動向調査週報とは
『感染症の予防および感染症の患者に対する医療に関する法律』で規定された感染症のうち、インフルエンザや感染性胃腸炎などの定点把握対象疾患は、選出した医療機関（定点医療機関という）のみから報告され、患者数を調査集計することにより感染症の流行状況をモニタリングしています。
　定点把握対象疾患のうち、内科・小児科・眼科定点疾患は、市内の定点医療機関から毎週報告を受けており、1週間の患者報告数を定点医療機関の数で割ったものを定点あたりの報告数として集計しています。

【今週のトピック】What is 新型コロナウイルス感染症？
新型コロナウイルス感染症とは、「SARS-CoV-2」というウイルスに感染することによって発症します。「SARS-CoV-2」は2019年に中国武漢市で発見され、全世界に拡大しました。発症すると、主に発熱や咳などの呼吸器症状が現れ、時に味覚・嗅覚障害などが見られることが特徴です。高齢者や心臓病、糖尿病等の基礎疾患を有する人、妊婦、透析患者等は、重症肺炎を引き起こすリスクが高いと言われています。主な感染経路は、飛沫・接触・エアロゾル感染で、閉鎖した空間や近距離での大人数の会話等（密閉・密集・密接の3密）には注意が必要です。
　〇岡山市ホームページ「新型コロナウイルス感染症・予防について」はこちら
　https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?12cUIOOfds

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　〇岡山市ホームページ「岡山市感染症エクスプレス　バックナンバー」はこちら
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