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みなさんこんにちは。岡山市感染症エクスプレス令和6年12月23日号です。
このメールマガジンでは岡山市の感染症発生動向調査（週報）の速報について発信します。
※年末年始のため、次回配信は1月14日とさせていただきます。ご了承ください。

■感染症発生動向調査　週報（速報）
令和6年第50週(12月9日から12月15日)の岡山市の感染症発生動向

■ インフルエンザ
・第50週の報告は172件（定点あたり7.82）で、第49週の報告は102件（定点あたり4.64）から増加しました。
・全国平均は定点あたり19.06（前週9.03）、岡山県平均は定点あたり11.02（前週6.25）と大幅に増加しました。岡山県下でインフルエンザ注意報が発令中です。
・全国では、インフルエンザＡpdm09が多く検出されています。

■ 新型コロナウイルス感染症（COVID-19）
・第50週の報告は37件（定点あたり1.68）で、第49週の報告は26件（定点あたり1.18）から増加しました。
・全国平均は定点あたり3.89（前週3.07）、岡山県平均は定点あたり3.33（前週3.15）と微増しました。全国では3週連続、岡山県では6週連続で定点当たり報告数が増加しており、今後の感染拡大が懸念されます。

■マイコプラズマ肺炎 （市内基幹定点1医療機関からの届出数）
・第50週の報告は1件（定点あたり1.0）で、第49週の報告は5件（定点あたり5.0）から減少しました。
・全国的に過去最多レベルの流行になっています。2016年に定点あたり最大1.6となる流行がありましたが、それ以来の流行です。
・マイコプラズマ肺炎に関するQ＆A　（厚生労働省）
　https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?02cYUYrgZf

■感染性胃腸炎
・第50週の報告は76件（定点あたり5.43）で、第49週の報告は68件（定点あたり4.86）から増加しました。
・手洗いを習慣づけ、感染防止に努めましょう。

■伝染性紅斑
・第50週の報告は0件（定点あたり0.00）で、第49週の報告は4件（定点あたり0.29）から減少しました。
・2019年後半から2020年前半以来、流行はありませんでしたが、全国では今年9月頃から報告数が増加しています。
・妊娠中に感染すると、流産や胎児水腫などをひきおこす可能性があります。妊婦の方は特に注意してください。

◇第50週（12/9〜12/15）の定点あたりの患者報告数と前週との比較では
※前週を（　）で表記
新型コロナウイルス　　　 1.68(1.18)
インフルエンザ　　　　　 7.82(4.64)
RSウイルス感染症　　 　 0.00(0.00)
咽頭結膜熱　　　　　　　 0.50(0.43)
溶連菌感染症　　　　　　 0.93(1.14)
感染性胃腸炎　　　　　　 5.43(4.86)
水痘　　　　　　　　　　 0.00(0.14)
手足口病　　　　 　 　　 1.50(2.86)
伝染性紅斑　　　　　　 0.00(0.29)
突発性発疹　　　　　　　 0.07(0.43)
ヘルパンギーナ　　　　　 0.00(0.00)
流行性耳下腺炎　　　　　 0.21(0.00)
急性出血性結膜炎　　　　 0.00(0.00)
流行性角結膜炎　　　　　 0.00(0.20)
マイコプラズマ肺炎　　　 1.00(5.00)
となっています。

◇例年や前週までの感染症動向については下記のホームページをご参照ください。
〇岡山市ホームページ「感染症発生動向（岡山市感染症情報センター）」はこちら
　https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?12cYUYrgZf

※この週報は速報性を重視していますので、今後の調査などの結果に応じて、若干の変更が生じることがあります。

◇感染症発生動向調査週報について詳細は下記のホームページをご確認ください。
国立感染症研究所ホームページ「感染症発生動向調査　週報（IDWR）」はこちら
https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?22cYUYrgZf


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