お知らせ

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岡山県感染症情報メールマガジン(2023年9月15日発行)

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     岡山県感染症情報メールマガジン ( 2023年9月15日 )
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■標題
 感染症発生動向調査 週報・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報 および 月報 の更新 について
■概要
 感染症発生動向調査 2023年 第36週 の 週報・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報 および
 8月 月報 をホームページに掲載しましたのでお知らせします。

◆◆新型コロナウイルス感染症 感染拡大防止に向けた知事メッセージ(2023年8月10日)◆◆
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために、「うつらない」、「うつさない」行動を心がけましょう。
 詳細は・・・岡山県ホームページ(新型コロナウイルス感染症対策室)
 → https://www.pref.okayama.jp/page/869978.html

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 岡山県は 『 腸管出血性大腸菌感染症注意報 』 発令中です
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◆◆「9月24日〜30日は「結核予防週間」です。〜いまも1日平均28人が結核と診断されています。〜」 ◆◆
 結核は過去の病気ではありません。日本では今でも年間10,000名以上の新しい患者が報告され、
 1,600名以上が命を落としている重大な感染症です。
 結核患者の多くが高齢者で、新たに結核患者として登録される方のうち70歳以上の方の割合が約6割に上っていますが、
 若年層(特に20代)で外国生まれの患者の登録が多いことが注目されます。
 毎年9月24日〜30日は「結核予防週間」です。
 今一度、この機会に結核について理解を深めましょう。
 岡山県では、各保健所での啓発や相談など各種活動に取り組んでいます。

〇子どもの予防接種を確実に!
 現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行による影響から、子どもの定期予防接種率の低下が懸念されています。
 接種期間内の方は、早めに予防接種を済ませましょう。
 予防接種に関する疑問点などは、お住まいの市町村にお問い合わせください。


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       岡山県感染症週報 第36週 
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◆2023年 第36週( 9 / 4 〜 9 / 10 )の感染症発生動向(届出数)
■全数把握感染症の発生状況
第 34 週 5類感染症 梅毒 1名(30代 男)
第 35 週 2類感染症 結核 1名(50代 男)
     5類感染症 梅毒 3名(20代 女 1名、30代 男 1名、40代 男 1名)
           百日咳 1名(30代 女)
第 36 週 2類感染症 結核 3名(60代 男 2名、80代 男 1名)
     3類感染症 腸管出血性大腸菌感染症 2名(O157:40代 女 1名、50代 女 1名)
     4類感染症 日本紅斑熱 1名(70代 男)
           レジオネラ症 2名(50代 男 1名、80代 女 1名)
     5類感染症 梅毒 5名(20代 女 1名、30代 男 1名・女 1名、40代 男 2名)
           百日咳 1名(10代 女)

■定点把握感染症の発生状況
○新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、県全体で1,466名(定点あたり17.45人)の報告がありました。
○インフルエンザは、過去10年間の同時期と比較して多くなっています。

【第37週 速報】
○腸管出血性大腸菌感染症 4名(O26:40代 女 1名、O103:10代 女 1名、60代 女 1名、O111:10代 男 1名)の発生がありました。
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1 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、県全体で1,466名の報告があり、前週から増加しました(定点あたり15.30 → 17.45人)。
 詳しくは「☆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報」および岡山県感染症情報センターホームページ
 『新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報』をご覧ください。
2  腸管出血性大腸菌感染症は、2023年第36週に2名の報告があり、2023年の累計報告数は71名となり、
 2022年の年間報告数:66名を既に超えています(2022年の同時期:46名)。
 詳しくは、岡山県感染症情報センターホームページ『腸管出血性大腸菌感染症注意報 発令中!』をご覧ください。
3 日本紅斑熱は、2023年第36週に1名の報告があり、2023年の累計報告数は9名となり、2022年の年間報告数に並びました(2022年の同時期:6名)。
 ダニが媒介する感染症として、他に重症熱性血小板減少症候群(SFTS)やつつが虫病などがあり、
 2023年は第36週までにSFTSが3名、つつが虫病が1名の報告がありました。
 これらは、病原体を保有するマダニまたはツツガムシに刺咬されることで感染します。
 また、SFTSに関してはイヌやネコからの感染も報告されています。
 ダニに刺咬されないための予防対策等についてはコラム「ダニが媒介する感染症に注意しましょう!」をご覧ください。
4 梅毒は、2023年第36週に5名の報告があり、2023年の累計報告数は201名となり、
 1999年の感染症法施行以降で最多であった2022年の年間報告数197名を超えました(2022年の同時期:135名)。
 2023年の全国の発生状況は、第35週までの累計報告数が10,110名(2023年9月6日時点)であり、
 最多であった2022年(年間報告数:13,226名(2023年3月18日時点))の同時期:8,449名を上回っています。
 今年は全国、県内共に、前年を大きく上回る勢いで報告があり、注意が必要です。
 また、2023年の全国の先天梅毒の発生が、第35週までの累計報告数で27名となり、
 1999年以降で最多の年間報告数であった2019年の23名を超えています。
 詳しくは、岡山県感染症情報センターホームページ『梅毒について』をご覧ください。


☆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、県全体で1,466名の報告があり、前週から増加しました(定点あたり15.30 → 17.45人)。
 地域別では、備中地域(28.33人)、倉敷市(23.44人)の順で定点あたり報告数が多くなっています。
 年代別では、10代以下、30代および80代以上で前週から増加しました。
 基本的な感染防止策(効果的な場面でのマスク着用、手洗い等の手指衛生、換気、3密(密閉・密集・密接)の回避、
 健康的な日常生活、ワクチン接種、体調不良時の備え)に留意し、自主的な判断により実施しましょう。
 → 『新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報』(岡山県感染症情報センター)
    https://www.pref.okayama.jp/page/644784.html


その他コラムは・・・
 『ダニが媒介する感染症に注意しましょう!』
 『食中毒予防の3原則 岡山県は腸管出血性大腸菌感染症注意報発令中です!』
 『風しんの抗体検査(無料)を受けましょう!』
を掲載しています。

◆関連リンク◆
〇新型コロナウイルス感染症について(岡山県)
https://www.pref.okayama.jp/page/645925.html
〇新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
〇結核とは?(公益財団法人結核予防会 結核研究所)
https://jata.or.jp/about.php
〇2022年 結核登録者情報調査年報集計結果(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001139692.pdf
〇風しんの無料抗体検査が受けられます(岡山県)
https://www.pref.okayama.jp/page/380502.html
〇風しんの無料抗体検査(岡山市)
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000008413.html
〇風しん抗体検査について(倉敷市)
https://www.city.kurashiki.okayama.jp/20725.htm
〇風しんの追加的対策について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index_00001.html
〇風しんに関する疫学情報(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/rubella-m-111/rubella-top/2145-rubella-related/8278-rubella1808.html
〇“風疹ゼロ”プロジェクト(日本産婦人科医会)
https://www.jaog.or.jp/rubella/
〇重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html
〇日本紅斑熱とは(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/448-jsf-intro.html
〇ツツガムシ病とは(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/436-tsutsugamushi.html
〇マダニ対策、今できること(国立感染症研究所)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/sfts/2287-ent/3964-madanitaisaku.html
〇性感染症(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/route/std.html
〇梅毒対策(岡山県健康推進課)
https://www.pref.okayama.jp/site/syphilis/
〇食中毒予防の3原則(岡山県生活衛生課)
https://www.pref.okayama.jp/page/detail-101780.html
〇家庭でできる食中毒予防の6つのポイント(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/01_00006.html


■「週報」 掲載ページ
https://www.pref.okayama.jp/page/99228.html
■新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報(岡山県感染症情報センター)
 https://www.pref.okayama.jp/page/644784.html
■予防接種情報(岡山県感染症情報センター)
https://www.pref.okayama.jp/page/356399.html

岡山県健康推進課ホームページ
https://www.pref.okayama.jp/soshiki/36/
岡山県感染症情報センターホームページ
https://www.pref.okayama.jp/soshiki/309/


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発行:岡山県感染症情報センター(岡山県環境保健センター)
  
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ekigaku@pref.okayama.lg.jp
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  • [登録者]岡山県感染症情報センター
  • [言語]日本語
  • [エリア]岡山県 岡山市
  • 登録日 : 2023/09/15
  • 掲載日 : 2023/09/15
  • 変更日 : 2023/09/15
  • 総閲覧数 : 39 人
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