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岡山県感染症情報メールマガジン(2023年11月6日発行)

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     岡山県感染症情報メールマガジン ( 2023年11月6日 )
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■標題
 感染症発生動向調査 週報・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報・インフルエンザ情報 の更新 について
■概要
 感染症発生動向調査 2023年 第43週 の 週報・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報・インフルエンザ情報
 をホームページに掲載しましたのでお知らせします。

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  岡山県は 『 インフルエンザ注意報 』 発令中です
  岡山県は 『 腸管出血性大腸菌感染症注意報 』 発令中です
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◆◆インフルエンザの流行拡大が懸念されます!感染に注意しましょう◆◆
 感染予防対策と発熱等の症状が出た時の対応はこちらをご覧ください。
 → 岡山県ホームページ「インフルエンザ対策について」(健康推進課)
   https://www.pref.okayama.jp/page/detail-115995.html

〇子どもの予防接種を確実に!
 現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行による影響から、子どもの定期予防接種率の低下が懸念されています。
 接種期間内の方は、早めに予防接種を済ませましょう。
 予防接種に関する疑問点などは、お住まいの市町村にお問い合わせください。


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       岡山県感染症週報 第43週 
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◆2023年 第43週( 10 / 23 〜 10 / 29 )の感染症発生動向(届出数)
■全数把握感染症の発生状況
第 42 週 2類感染症 結核 1名(80代 女)
      5類感染症 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 1名(70代 女)
            梅毒 1名(20代 女)
第 43 週 2類感染症 結核 1名(80代 女)
      3類感染症 腸管出血性大腸菌感染症 2名(O157:20代 女 1名、40代 女 1名)
      4類感染症 日本紅斑熱 2名(60代 男 1名、70代 女 1名)
      5類感染症 カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症 1名(50代 男)
            侵襲性肺炎球菌感染症 1名(80代 女)
■定点把握感染症の発生状況
○新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、県全体で209名(定点あたり2.49人)の報告がありました。
○インフルエンザおよび咽頭結膜熱の報告が、過去10年間の同時期と比較して多くなっています。
○A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告が多くなっています。

【第44週 速報】
○腸管出血性大腸菌感染症 1名(O157:20代 女)の発生がありました。
○つつが虫病 1名(70代 男)の発生がありました。
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1 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、県全体で209名の報告があり、前週から減少しました(定点あたり3.04 → 2.49人)。
 詳しくは「☆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報」および岡山県感染症情報センターホームページ
 『新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報』をご覧ください。
2 インフルエンザは、県全体で1,033名の報告があり、前週から増加しました(定点あたり9.71 → 12.30人)。
 岡山県は10月5日に「インフルエンザ注意報」を発令し、広く注意を呼びかけています。
 詳しくは「インフルエンザ週報」および岡山県感染症情報センターホームページ
 『2023/24年シーズン インフルエンザ情報「インフルエンザ注意報」発令中!』をご覧ください。
3 腸管出血性大腸菌感染症は、2023年第43週に2名の報告があり、2023年の累計報告数は92名となり、2022年の年間報告数:66名を既に超えています。
 詳しくは、岡山県感染症情報センターホームページ『腸管出血性大腸菌感染症注意報 発令中!』をご覧ください。
4 日本紅斑熱は、2023年第43週に2名の報告があり、2023年の累計報告数は13名となり、
 2006年の集計開始以降で最多であった2020年の年間報告数:11名を超えました。
 ダニが媒介する感染症として、他に重症熱性血小板減少症候群(SFTS)やつつが虫病などがあり、
 2023年は第43週までにSFTSが4名、つつが虫病が1名の報告がありました。
 これらは、病原体を保有するマダニまたはツツガムシに刺咬されることで感染します。
 また、SFTSに関してはイヌやネコからの感染も報告されています。
 ダニに刺咬されないための予防対策等についてはコラム「ダニが媒介する感染症に注意しましょう!」をご覧ください。
5 梅毒は、2023年第43週までの累計報告数が236名となり、1999年の感染症法施行以降で最多であった2022年の年間報告数:197名を既に超えています。
 2023年の全国の発生状況は、第42週までの累計報告数が12,165名(2023年10月25日時点)であり、
 最多であった2022年(年間報告数:13,221名(2023年10月28日時点))の同時期:10,403名を上回っています。
 今年は全国、県内共に、報告数が多く、注意が必要です。
 また、全国の先天梅毒が第42週までの累計報告数で32名となり、1999年以降で最多の年間報告数となっています。
 詳しくは、岡山県感染症情報センターホームページ『梅毒について』をご覧ください。
6 咽頭結膜熱は、県全体で79名の報告があり、前週から増加しました(定点あたり0.80 → 1.46人)。
 過去10年間の同時期と比較して、最も多くなっています。
 全国も過去5年間の同時期と比較してかなり多くなっています。
 この感染症は、通常、6月頃から徐々に流行しはじめ、7〜8月にピークとなりますが、今年は通常と異なる時期に増えています。
 病気の特徴、予防法は次をご覧ください。
 → 『咽頭結膜熱とは』(国立感染症研究所)
   https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/323-pcf-intro.html
   『わかりやすい感染症Q&A』(一般向け)(厚生労働省)  
   https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou16/01.html

☆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、県全体で209名の報告があり、前週から減少しました(定点あたり3.04 → 2.49人)。
 地域別では、美作地域(4.30人)、備中地域(3.17人)、倉敷市(2.81人)の順で定点あたり報告数が多くなっています。
 年代別では、20代、30代および70代で前週から増加しました。
 基本的な感染防止策(効果的な場面でのマスク着用、手洗い等の手指衛生、換気、3密(密閉・密集・密接)の回避、
 健康的な日常生活、ワクチン接種、体調不良時の備え)に留意し、自主的な判断により実施しましょう。
 → 『新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報』(岡山県感染症情報センター)
    https://www.pref.okayama.jp/page/644784.html


その他コラムは・・・
 『ダニが媒介する感染症に注意しましょう!』
 『食中毒予防の3原則 岡山県は腸管出血性大腸菌感染症注意報発令中です!』
 『風しんの抗体検査(無料)を受けましょう!』
を掲載しています。

◆関連リンク◆
〇新型コロナウイルス感染症について(岡山県)
https://www.pref.okayama.jp/page/645925.html
〇新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
〇風しんの無料抗体検査が受けられます(岡山県)
https://www.pref.okayama.jp/page/380502.html
〇風しんの無料抗体検査(岡山市)
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000008413.html
〇風しん抗体検査について(倉敷市)
https://www.city.kurashiki.okayama.jp/20725.htm
〇風しんの追加的対策について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index_00001.html
〇風しんに関する疫学情報(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/rubella-m-111/rubella-top/2145-rubella-related/8278-rubella1808.html
〇“風疹ゼロ”プロジェクト(日本産婦人科医会)
https://www.jaog.or.jp/rubella/
〇重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html
〇日本紅斑熱とは(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/448-jsf-intro.html
〇ツツガムシ病とは(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/436-tsutsugamushi.html
〇マダニ対策、今できること(国立感染症研究所)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/sfts/2287-ent/3964-madanitaisaku.html
〇性感染症(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/route/std.html
〇梅毒対策(岡山県健康推進課)
https://www.pref.okayama.jp/site/syphilis/
〇食中毒予防の3原則(岡山県生活衛生課)
https://www.pref.okayama.jp/page/detail-101780.html
〇家庭でできる食中毒予防の6つのポイント(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/01_00006.html
〇インフルエンザに関する報道発表資料(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou_00014.html


■「週報」 掲載ページ
https://www.pref.okayama.jp/page/99228.html
■新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報(岡山県感染症情報センター)
 https://www.pref.okayama.jp/page/644784.html
■2023/24年シーズン インフルエンザ情報(岡山県感染症情報センター)
 https://www.pref.okayama.jp/page/630182.html
■予防接種情報(岡山県感染症情報センター)
https://www.pref.okayama.jp/page/356399.html

岡山県健康推進課ホームページ
https://www.pref.okayama.jp/soshiki/36/
岡山県感染症情報センターホームページ
https://www.pref.okayama.jp/soshiki/309/

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発行:岡山県感染症情報センター(岡山県環境保健センター)
  
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ekigaku@pref.okayama.lg.jp
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  • [登録者]岡山県感染症情報センター
  • [言語]日本語
  • [エリア]岡山県 岡山市
  • 登録日 : 2023/11/06
  • 掲載日 : 2023/11/06
  • 変更日 : 2023/11/06
  • 総閲覧数 : 24 人
Web Access No.1446755